誰にとっても読みやすく、クセのないゴシック体。ところで、「Noto Sans Japanese」の “Noto” は何に由来するかご存知だろうか? なんと、「no moretofu(豆腐)」 を略したもの*なのだ。
フォントを使用していると時に、対応していない文字が白い四角形(□)で抜けるのを目にすることがある。あの白い四角形が「tofu」と呼ばれているのだ。書体から「豆腐」をなくす、つまり世界中のあらゆる言語をサポートすることこそが、「Noto Sans」シリーズの目的なのである。 ゆえに、その日本語版である「Noto Sans Japanese」も、安定した収録文字数を誇る。せっかく制作した歌詞アニメーションも、「豆腐」が目立っては甲斐がない。わかりやすい華々しさこそ薄いが、読みやすく、どんな文字でも表示してくれる「Noto Sans Japanese」は、正に縁の下の力持ち的存在だ。
*出典:https://www.google.com/get/noto/
TextAliveを使った作例
フォントの詳細
Google Fonts Noto Sans|https://fonts.google.com/specimen/Noto+Sans+JP
ライセンスSIL Open Font License
収録文字ひらがな・カタカナ・漢字(JIS X 0208, JIS X 0213, and JIS X 0212, Adobe-Japan1-6)
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